和歌山市議会 2000-03-07 03月07日-06号
バブル崩壊後の1991年、平成3年当初の旅田市長の施政方針演説の中で、「平成3年度は、関西国際空港のインパクトをてこに大きな飛躍を期するための新たなスタートの年として極めて重要な年」であるとし、和歌山駅周辺副都心構想、コスモパーク加太地域創生総合都市開発事業、紀泉南丘陵都市整備構想を打ち立て、関空開港に合わせたリゾート博開催に向け、けやき、城北の地下駐車場建設、シーサイドロード整備事業など大規模公共事業
バブル崩壊後の1991年、平成3年当初の旅田市長の施政方針演説の中で、「平成3年度は、関西国際空港のインパクトをてこに大きな飛躍を期するための新たなスタートの年として極めて重要な年」であるとし、和歌山駅周辺副都心構想、コスモパーク加太地域創生総合都市開発事業、紀泉南丘陵都市整備構想を打ち立て、関空開港に合わせたリゾート博開催に向け、けやき、城北の地下駐車場建設、シーサイドロード整備事業など大規模公共事業
主なものとしてシーサイドロード整備事業、けやき、城北の地下駐車場の基本設計委託、コスモパーク加太の上物整備のためのマスタープランづくり、ビューティフル和歌山推進事業などがあり、大変斬新な印象として残りました。 一方では、法人市民税の低迷を初め、市税の見通しの暗さや、財政調整基金からの取り崩しを余儀なくされたように、財源的には決して余裕のある状態でもありませんでした。
このためにビューティフル和歌山推進事業、シーサイドロード整備事業や主要幹線道の建設を急ぐとともに、駐車場、公共下水道、住宅、公園、特に紀の川リバーサイドグリーンベルト構想推進などの社会資本の整備充実に努力をし、さらに、本格的な高齢化社会の到来に対する社会福祉の一層の向上に配慮し、地域改善対策事業、地場産業振興事業や教育、文化事業の推進にも心がけ、水清く、緑豊かで文化と健康、夢と活力のあふれる国際文化都市和歌山
今、仮に和歌山市の将来像を大ざっぱに推測してみますと、市の中心部は別にいたしましても、南の方はマリーナシティ、世界リゾート博、県立医大病院、シーサイドロード整備事業などで、また北部につきましても、関西国際空港関連事業、京奈和自動車道、第2阪和国道、第四団地などで、当然総合的な周辺整備が伴いますし、その上波及効果のようなものも考えられますので、大いに整備され発展することが予想されます。
シーサイドロード整備事業についても、その財源について何ら考えず、急を要するということで直ちに調査委託しようとするのは、しかも8,760万という大きな額である。実際実施するとして、事業費は莫大な額になると思われるが、その大きな事業をしようとする割には、慎重さに欠けると言わざるを得ない。 ビューティフル和歌山推進事業に至っては、噴飯物である。
こうした背景に立って、私にとりまして再選後最初の当初予算となります平成3年度予算案では、国際都市わかやまの実現に向かって第一歩をしるすべき予算として編成し、けやき大通り地下駐車場整備事業、シーサイドロード整備事業、ビューティフル和歌山推進事業等、関西国際空港の開港及び世界リゾート博開催に照準を合わせた、さまざまな新規事業を盛り込むことといたしております。